2021年05月11日 16:59

スパコロは、15歳~69歳4169名を対象に実施した「競合探索調査 ドン・キホーテ編」の結果を公開した。
まず、「ドン・キホーテに代わって選んだり、ドン・キホーテとどちらを利用するか迷う店はあるか」を尋ねたところ、「ある」と回答した人の合計は、ドン・キホーテの1年以内利用顧客のうち71.6%。これに対し「ほとんどない」と回答した人の割合は28.4%。1年以内利用顧客の3人に1人が、他店と迷わずドン・キホーテを選んでいることが分かった。なお、エリア別でみると、東海エリアの「ある」の合計は約8割とやや高く、東北・中国・四国は約6割で低めの傾向がみられた。
ドン・キホーテと比較して思い浮かべられる店舗は200を超えて挙げられたが、そのなかで第1位は「イオン」で16.3%、2位以下の店舗を大きく上回る結果となった。ドン・キホーテの顧客構造についてみると、月1以上購入している「ロイヤル顧客」の割合が23.5%。月1未満年1以上購入している「一般顧客」の割合が27.6%。1年以内の購買顧客の合計は5割を超えていた。そのうち、今後も購入意向がある購買に積極的な1年以内利用顧客は4割を超えており、コンスタントに利用され続けられる堅調な様子がうかがえる結果となった。
また、ドン・キホーテ利用時の目的の商品断トツトップは「食品・ソフトドリンク・水」で約6割。さらに、ドン・キホーテの利用理由を聞くと、圧倒的に低価格であること。また、意外なモノが見つかる、買い物を楽しめることが上位に挙げられた。