2021年05月11日 07:26

Hacobu(ハコブ)の動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」が、丸和運輸機関の新型コロナウイルスのワクチンの配送車両の管理において採用された。

新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け優先接種が4月から順次開始している。ワクチンの配送は規定の温度帯(-90~-60℃、-25~-15℃、2~8℃)での移送が求められており、厚生労働省のガイダンスとしても冷蔵(2~8℃)かつ原則3時間以内が求められ、極めて安全に、かつタイムリーに行われる必要がある。丸和運輸機関は、新型コロナウイルスワクチンの保管・配送業務を請け負うことが決まった。日々約70台の車両が複数の医療機関や高齢者施設への配送を行うが、時間通りに全ての配送先に到着しているか、といった進捗を把握できることは非常に重要な要素だった。

今回、新型コロナウイルスワクチンの配送を行う丸和運輸機関の協力運送会社のトラックの位置情報の把握のために、動態管理サービス MOVO Fleetが導入された。MOVO Fleetにより、配送車両がいつ、どこを走行しているか、配送計画の通りに運行しているか、を把握することができる。MOVO Fleetは、走行履歴を5秒に1回、リアルタイムで情報取得できるだけでなく、委託先である複数の運送会社の業務を可視化できる。丸和運輸機関側では、担当者がどのパソコンからでも車両の位置を確認できるので、運行状況に関する問合せへの対応業務の無駄をなくし、業務効率化が期待できる。

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