2021年05月06日 08:57

タケヤリは、人気商品「帆布残糸の軍手」の新色・カラーネップを発売する。
同社は帆布製のカバン類を製造・販売する帆布工場。創業は1888年と古く、日本最古の帆布工場の一つに数えられているほど。ベルギー製のシャトル織機で生地の一枚一枚をゆっくりと織り上げる製法を貫き続け、同社ならではの高密度・高耐久の帆布を仕上げている。
「帆布残糸の軍手」は、資源を無駄にしないアップサイクルの理念のもと、残糸を使って製品化した軍手。残糸とは、帆布を織る上でどうしても出てしまう余った糸のこと。通常であれば処分する糸を、新たに軍手として生まれ変わらせることにより、環境への負担を少しでも減らしたいと考えている。帆布と聞くと厚手の生地を想像するかもしれないが、薄すぎず厚すぎない生地厚なので気軽に手に取りやすいアイテム。綿素材なので肌あたりが優しいのも特徴だ。
今回新登場するのは、春夏シーズンにもぴったりな生成の糸にカラーネップが織り込まれた新色。色合いは一つ一つ異なり、素材そのものの表情を楽しめる。他のカラーの軍手と違い、カラフルな色のネップが織り込まれているのがポイント。鮮やかなカラーネップ×素朴な生成の組み合わせは、大人の遊び心を感じさせる。ボーダー柄のような不規則な模様や黒いパイピングなど、こだわりは随所に。一般的な軍手のイメージとは一線を画す、デザイン性の高い商品に仕上がった。
価格は、1セット(3ピースのセット販売)550円(税込)。