2021年04月30日 17:11

キュービーネットホールディングスは、創業以来継続してきたカット後の「クシの無料お渡しサービス」を廃止。理容師法・美容師法に準拠した洗浄・消毒を行なうことで、クシをリユース(再利用)していくこととする。

水を使わないサービスを提供するQB HOUSEは、常に持続可能な社会づくりに寄与していきたいと考えており、従来の総合理美容サービスにあった余計や無駄を省くことで、時間のクオリティに集中。手軽なヘアカットサービスを提供することで、利用者の暮らしを豊かにすることに専念してきた。また衛生面においては安心して利用してもらえるよう、店舗内の什器やハサミなどの道具に至るまで、衛生管理に細心の注意を払ってきた。

従来、クシについては、使用後に利用者に渡すこととしてきたが、昨今の新型コロナウィルスの影響により衛生面を配慮し渡すことをやめ、ここ1年はそのまま産業廃棄物として廃棄。この点を衛生面と環境面(特に廃プラ問題)の両面1から問題視し、「使用後に廃棄」から「使用後に消毒して再利用」することで、衛生面と環境面の問題を解決できるのではと考えた。

本リユースに伴うCO2排出量の削減量については、直近3年分のQB HOUSE来店客数の平均人数、1本あたりのクシの重量、環境省発表のCO2排出量データから、製造時・焼却時合わせて年間659トンの削減となる見込み。なお本件の導入により、コーポレートサイトにSDGsページを新たに新設した。詳しくはこちら