2021年04月20日 18:50

「コロナ エキストラ」は、国産ライムの可能性に挑戦する「プロジェクトライム」をスタート。食と農の民主化を目指すスタートアップ企業・PLANTIOとタッグを組んで、アーバン ファーミングと国産ライムの需要創出に取り組む。

最高のコロナビールを突き詰めると、新鮮で香り高く、果汁量も多いと言われる「国産ライム」に辿り着く。しかし国産ライムは生産量が少なく、なかなか手に入らない。そこで同社が注目したのは、いま世界で主流のアーバンファーミング。東京23区内のビルの屋上には東京ドーム1900個分の農業用地ポテンシャルがあり、その全てをファーム化した場合、50万食分の野菜を栽培することが可能。コロナが自社でライム作りに着手し、企業として都市型農業に取り組むことで、推進力になるのではと考えた。

またライムの需要と供給をつなぐため、国内柑橘農家と提携し、一定規格を満たすライムをコロナビールを愛する人たちに提供していく。今年は試験的に国産ライム栽培の先駆者的存在である和歌山県の柑橘農家「観音山フルーツガーデン」から、採れたてのフレッシュライムを買い取り、一部店舗で提供。時期はライム収穫時期となる9月以降を予定。

本取り組みが国産ライム市場に価値提供できると判断できた際には、自治体や農業関連団体との連携、希望農家からの参加募集、オリジナルメニューの開発などを検討している。