2021年04月20日 18:49

ミートエポックは、一般消費者向け「発酵力オイシート」を4月22日よりクラウドファンディングのキャンプファイヤーで販売を開始する。これまで業務用としてレストランやメーカーで熟成食材製造用シートとして使用されていた「エイジングシー ト」を、食材の保存も実現する家庭用として展開していく。

ミートエポックは、産学連携事業として熟成肉の共同研究を開始し、安全でかつ迅速に熟成することができる日本初の熟成製造技術「エイジングシート」の製造・販売を展開している。

「エイジングシート」とは、肉の熟成に利用できる人体に無害な「菌」を純粋に培養し、回収した胞子を滅菌した布に付着、この布が「エイジングシート」だ。製造技術はミートエポックと明治大学が共同で特許を取得しており、安全かつ迅速に発酵熟成肉を製造できる日本初の技術として 2016年7月に実用化した。これまでは製造環境の整備や腐敗リスクがあるため、熟成肉や熟成魚はプロの技で作られてきた。この「エイジングシート」で包んだ肉は、付着させた 熟成に必要な菌が短時間で増殖することで熟成を促すだけでなく、酸化速度抑制効果によって食品の変色・腐敗を遅らせる。通常熟成日数の3分の1以下となる 、20、30日の短期間で 安定的に発酵熟成肉を製造できる。従来より肉・魚の保存期間を延長でき、フードロス、餓飢ゼロを掲げる持続可能な開発目標(SDGsへの貢献など食文化の発展にも繋げていく。

「CAMPFIRE 特別セット」(20セット)として、特別価格で販売する。