2021年04月20日 16:59

アドバンスト・メディアの音声認識APIが、セブンティエイトアイティの音声変換アプリ「VoiceLeaf」と連携した。音声認識市場シェアNo.1の音声認識エンジンAmiVoiceを用いて、話した内容をリアルタイムに文字化。介護施設における報告書・ケア記録・議事録などの作成を、音声認識で効率化する。

「VoiceLeaf」は、介護職員がスマートフォンに向かって話した内容を文字に変換するアプリ。従来キーボード入力やフリック入力で行っていた記録作業を、スマートフォンに向かって話すだけで実施でき、業務効率化による作業時間の削減を実現する。介護現場で頻繁に使用する用語を事前に登録しているため、「BP(血圧)」、「CM(ケアマネージャー)」、「側臥位(そくがい)」などの専門用語も正確に文字化することが可能。

入居者の支援中もアイズフリーで手軽に記録を残せるため、介護職員が本来注力すべきケア業務に専念することができる。また近年、増加傾向にある高齢・外国人介護職員が、PCスキルや日本語の読み書き能力に左右されることなく、音声入力で手軽に記録を残せるよう支援する。

アドバンスト・メディアでは、「AmiVoice Cloud Platform」を軸とした音声認識のオープンプラットフォーム化を進めており、今後も音声認識の市場拡大と普及推進を目指す。