2021年04月05日 14:13

日本財団 DIVERSITY IN THE ARTSは、2018年から続く、障害のあるアーティストによる作品の公募展「第4回 日本財団DIVERSITY IN THE ARTS公募展」の作品募集を7月1日に開始する。
日本財団が進める「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS プロジェクト」は、「障害者と芸術文化」の領域への支援を通して、誰もが参加できるインクルーシブな社会の実現を目指すプロジェクト。既成の形式にとらわれない多彩な展覧会などの企画、積極的かつ横断的な情報発信等、多様性の意義と価値を広く伝える様々な事業を実施している。
「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS公募展」は、アートを通じて障害のある人、ない人、全ての人々の交流を促し、感動やよろこびを共有しながら、障害のある人自身が自己の可能性を見いだせるよう、アート活動の機会を提供することを目的としている。
制作する際の、素材やテーマは自由。これまで同公募展では、アーティストのメッセージが既成概念にとらわれることなく表現され、絵画、イラスト、グラフィックデザイン、書、写真、造形などの様々な作品を通じて、観る者の感覚に直接訴えかけてきた。審査員は6名の美術家、美術関係者から構成され、各々の分野での知見を生かし、才能あるアーティストたちの作品を選定する。第3回目の公募展では、12カ国から、2089点の作品応募があった。
応募期間は7月1日~15日、一次審査結果は9月下旬頃を予定。