2021年03月29日 10:37

KADOKAWAは、わな猟免許を持つ女子高生が獣害に挑む本格罠猟コミック「罠ガール」の第6巻を3月27日に発売した。
全国各地で野生動物の被害が騒がれる中、わな猟免許を所持する「リアル農家マンガ家」緑山のぶひろさんによる、鳥獣被害の現場をリアルに描いた本格罠猟コミック「罠ガール」が注目を集めている。今作でシリーズ累計38万部(電子含む)を突破、2020年11月には農林水産省・環境省とのキャンペーンコラボも実施。狩猟・農業メディアからも大反響の「罠ガール」最新刊が発売となる。
田舎の女子高生・朝比奈千代丸(あさひなちよまる)は、実家の野菜を守るため、18歳にしてわな猟免許を所持する「罠ガール」。畑を荒らすイノシシ、油断すると柵をも壊すシカ、学校に現れるタヌキ。くくり罠や箱罠を駆使して、害獣捕獲に日々奮闘中。第6巻では、前巻時から力を合わせて取り組んでいたシカ捕獲作戦のクライマックスが描かれる。大掛かりな囲い罠とICT機器による遠隔操作で複数頭同時捕獲に挑む千代丸たち。果たして、園芸部の畑を守り切ることができるのか。
著者の緑山のぶひろさんは、実家が福岡県の農家で、自身の家の田畑を荒らすシカやイノシシを捕獲する罠猟にも関わっており、福岡県の狩猟免許試験を経て、正式に「わな猟免許」を取得している。マンガ家としてはアシスタントなどを経て、本作が初の連載作品となる。
定価は670円(税抜)。発売日は3月27日。