2021年03月19日 15:55

協同乳業は、JA全農と、牛乳乳製品の魅力を発信する「酪農の輪 プロジェクト」の一環として、「春」をテーマにした酪農家の自作POP「酪農家のつぶやき」シリーズの掲示を開始する。これは昨年12月に掲示した第一弾が小売店から好評だったことを受けての、第二弾となる。
「酪農の輪 プロジェクト」は、協同乳業と全農が共に、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定に資することを目指し、消費者・流通と酪農家との相互理解の促進や、牛乳乳製品の魅力を発信する取り組み。本プロジェクトで酪農家が作成するPOPでは、「酪農家のつぶやき」シリーズと題して、酪農家の想いや酪農の豆知識について発信する。これを農協牛乳の販売スペースに掲示することで、消費者に酪農の現場をより身近に感じてもらい、国産の牛乳・乳製品への愛着を深めてもらう狙い。
第二弾では、群馬県関牧場の関千鶴さんが考案したPOPを掲示する。関さんは農協牛乳のふるさとである群馬県吾妻郡の酪農家。牧場では全頭自家育成を行っており、すべての牛の名号に「プリンセス」といれるなど、牛一頭一頭に愛情をこめ、大切に育てている。
なお今回は、「春」テーマとしたPOPとなる。暖かい春は、牛にとって快適に過ごすことができる気候であり、全国の生乳生産量が年間で最も多い時期。「牛は春が好き!」という酪農家のつぶやき(フレーズ)から牛乳売り場に生産者の想いと季節感を届け、消費者の飲用促進を図る。