2021年03月11日 16:18

学研プラスは、2月4日、「つくって役立つ!防災工作 水・電気・ガスが使えないくらしを考える」を発売した。

社会や理科などの小学校学習指導要領改訂に伴い、さらに重視されるようになった防災教育。新しい防災教育の先駆けとして、本書では「工作」を通じて、被災時の生活を擬似体験しながら防災について学ぶことができる。被災時にインフラ(水・電気・ガス)が止まる理由や、インフラが止まると使えなくなるものについて、イラストで説明。被災すると生活がどう変わるのか、どんな備えや工夫が必要になるのか理解したうえで、被災時に役立つ工作に取り組むことができる。作り方は、手順ごとにイラストでわかりやすく説明されている。水が使えないときに役立つ「新聞紙を使った食器」、明かりがないときに役立つ「ツナ缶を使ったランプ」、ベッドがないときに役立つ「段ボールを使ったベッド」など、身近なものを使って、短時間でできる工作25点を掲載している。

本書を監修したプラス・アーツは、防災、福祉、教育、環境といったさまざまな社会課題に、アートやデザインといったクリエイティブな考え方を導入し、解決を図る「+arts(プラス・アーツ)」という手法を軸に活動しているNPO法人。2006年に設立され、現在は、主に防災の分野で町内会やPTAなどの地域団体、自治体、企業といったさまざまなパートナーとともに防災教育、防災啓発のプロジェクトを展開している。

定価は4200円(税抜)。発売日は2月4日。

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