2021年03月09日 16:00

主婦の友社は、「家族と自分の命をつなぐ最新常識 今どき防災バイブル」を3月10日に発行する。
本書は、地震、津波、火事、台風、豪雨など、今すぐ起こるかもしれない多くの災害に対して、今からできる対策やアイデア、また被災後の対策を、イラスト入りの一問一答形式でわかりやすく解説した。事前に200人のアンケートを実施し、被災体験で困ったことや、災害に関する不安を収集。東京都の防災マニュアルなどにも携わるNPO法人ママプラグ理事の冨川万美さんが、その問いかけに、最新情報を元に、災害が起こる前に普段から調べておきたいこと、準備したいこと、実際に被災した際の行動、避難生活のリアル情報、被災後の気になる補償などを解説している。仕事を持ち、子ども、老親、ペットと暮らす女性をモデルとしているが、世代や暮らしの環境、性別を超えて、すべての人を対象に命を守るための本となっている。
すべて一問一答形式なので、ぱっと頭に入りやすいのが本書の魅力。人気イラストレーターの伊藤ハムスターさんのほのぼのしたイラストが、防災という重いテーマでありながら読む人の心をいやしてくれる。本の構成は、1章「防災アイテム編」、2章「わが家の防災対策編」、3章「地震・火災編」、4章「風水害編」、5章「避難生活編」。家庭にあればいざというときに役立ち、災害が起きる前にもぜひ読んでおきたい一冊だ。
価格は1518円(税込)。発売日は3月10日。