2021年03月09日 07:45

カミーノは、日本紙通商および日誠産業ならびにニットクと協力し、スープストックトーキョーの店舗において調理工程で使用したミルクパックをペーパーナプキンに再生する自社資源リサイクルのしくみを提供した。このしくみで製造されるペーパーナプキンは、スープストックトーキョー外食店舗全店で2月より順次導入される予定だ。
カミーノは、慮型素材及び製品の開発、自社資源リサイクルソリューションの提供を行っている。
スープストックトーキョーでは、従来より、ごみの削減および資源の有効活用に取り組んできたが、今回、スープの調理工程で残ってしまうミルクパックを回収し、再溶解によりパルプ化した上でFSC認証パルプ(継続可能な森林管理のもと生産された原料)と合わせ、店舗で利用可能なペーパーナプキンにリサイクル(アップサイクル)するしくみを構築したことにより、これまで廃棄されていた使用済みの資材を、今後は有効な資源として再利用することが可能となった。
カミーノおよび日本紙通商ならびに日誠産業は、循環型社会の実現に取り組んでいる企業や団体に向け、今後もミルクパック等の資材を、ペーパーナプキンをはじめとする紙製品や、石油成分をほとんど含有しない植物由来で生分解性を持つ素材PAPLUS(パプラス)製のトレーや食器容器などに再利用するなど、自社資源リサイクルのしくみの普及に努めていく。