2021年03月08日 16:38

キヤノンITソリューションズは、自社グループが運営する西東京および沖縄データセンターからパブリッククラウドまで、専用線で接続するクラウド接続サービスを3月8日より提供開始する。

近年、多くの企業がDX推進を加速させるため、クラウドサービスの利用範囲はますます拡大している。しかしながら、複数のクラウドサービスを安全かつ安定して連携するためには、双方のサービスを専用線でつながなければならず、そのコストは無視できないものとなる。また、維持管理面でもそれぞれのクラウドサービスごとに精通した技術者を配置する必要があり、人材確保の点でも課題だ。

このような課題に対応するため、キヤノンITSは主要なパブリッククラウドへ専用線接続可能なクラウド接続サービスを、西東京および沖縄データセンター、自社クラウドサービス「SOLTAGE」利用者に提供開始。同サービスは、パブリッククラウドへ接続する専用線サービスと、キヤノンITS専任技術者による設計・維持管理で運用コストの低減が図れるマネージドルータサービスを合わせて提供する。

クラウド接続サービスの特長として、パブリッククラウドへ専用線で直結、高品質なネットワーク接続が可能。専用線冗長構成に加え、高品質で高速なインターネットVPN接続による第三の経路を備えた高信頼構成が可能だ。BGPによる高度な冗長設計やルーター設定・機器の準備も不要。手配に数カ月費やすこともなく短期間で利用開始が可能となる。

価格は、初期導入費5万円~、月額利用料(1回線)7万5000円~(すべて税別)。提供開始日は3月8日。

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