2021年03月01日 12:42

DAIZは、ニチレイフーズが3月1日より発売開始する冷凍食品「大豆ミートのハンバーグ」に、DAIZの植物肉「ミラクルミート」が採用された。

DAIZは発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造するスタートアップ。これまでの植物肉に使用されてきた主原料は大豆搾油後の残渣物(脱脂加工大豆)であったため、味と食感に残る違和感、大豆特有の青臭さや油臭さ、肉に見劣りする機能性(栄養価)といった課題が残っており、本格的な普及の妨げとなっていた。DAIZの「ミラクルミート」は、原料に丸大豆を使用。味や機能性を自在にコントロールするコア技術「落合式ハイプレッシャー法」で大豆を発芽させ、旨味や栄養価を増大させる。その発芽大豆をエクストルーダーにかけ、膨化成形技術により、肉のような弾力と食感を再現している。旨味や栄養価が増大した発芽大豆を使用しているため、他の原料や添加物を何も足さずして、植物肉原料が完成。発芽タンクを用いた独自の製造プロセスにより、原価低減を実現し価格競争力もある。

今回、新商品として販売された冷凍食品「大豆ミートのハンバーグ」は、肉を使用せず大豆ミートで作った。大豆ミートを数種類組み合わせることで、肉のような食感やジューシー感を再現した。ハンバーグ1個あたりイソフラボンが約25mg摂取できる。また、肉を使用したハンバーグと比較して、コレステロールを約95%抑えることができる。ソースは野菜の旨味を活かしたデミグラスソースに仕立てた。

商品詳細(ニチレイフーズHP)/ DAIZ