2021年03月01日 12:39

早稲田大学は、3月11日に発生より10年を迎える東日本大震災の節目を控えて、特設WEBサイト「10 YEARS SINCE 東日本大震災 ‐研究、教育、貢献で考える 早稲田大学と震災の記録‐」を2月26日にプレ・オープンした。

早稲田大学は、震災発生後ただちに、鎌田総長(当時)を室長とする「東日本大震災復興支援室」を設置。同室を中心に打ち立てた3つの支援方針、被災学生の就学支援、被災地域への支援、研究を通じた復興支援、に基づき、全学的な取り組みを推進した。また、研究・教育機関として、被災した地域の復興や未来のためにできること、大学の英知と人間力を社会に還元するために相応しい復興支援とは何かを考えてきた。同時に、これらの活動は参加した学生や、関わる教職員に多くの経験と気づきを与えてくれる場ともなった。

特設WEBサイトでは、発生から10年を迎えるこの節目を前にして、次の10年に向けた歩みを踏み出すために、震災に向き合い続けた早稲田大学の10人にこれまでの歩みを振り返ってもらった。立場や生き方が異なる10人が直面した東日本大震災。「支援する者」と「支援を受ける者」という単純な二項対立の構図では収まらない、現場での葛藤や困難に立ち向かった姿を、そこから次の歩みのための選択を行い、今なお挑戦し続ける姿を、この特設WEBサイトでは辿っている。他に、「数値で見る早稲田大学と震災」「早稲田大学の復興の記録」や、関連資料、早稲田大学WEBサイト・ページへのリンクを掲載。

公開日は、プレ・オープン2月26日、本オープン3月11日。

特設WEBサイト