2021年02月25日 17:50

ノットワールドは、「世界遺産のまち:和歌山県新宮市」を舞台としたオンラインツアーを3月21日に開催する。古より自然崇拝に根ざす「熊野信仰」が受け継がれ、日常の風景に溶け込むように世界遺産の点在する「まち」。そんな神代と現代、神域と俗界がまるでモザイクのように織り重なる「不思議のまち新宮市」を、ともに訪れる。
訪問する新宮城は、紀伊和歌山藩新宮領主の浅野忠吉が1601年(慶長6年)に築城工事に着手した。元々源為義の娘である丹鶴姫の住まいであったことから「丹鶴城」とも呼ばれている。明治の廃城令より天守などの建物を払い下げられているが、当時の技術が結集された石垣は現存しており、2017年には「続日本100名城」に選定。地方の城としては別格とされたその佇まいを今に伝えている。今回のツアーでは、熊野新宮の歴史や、新宮城の城としてのユニークさを紐解いていく。案内人を務めるのは元新宮城復元対策委員会委員の小渕伸二さん。お城攻めカメラマンを新宮市出身のWhyKumanoオーナー後呂孝哉さんが担当する。
オンラインツアーの参加費は1980円から。オンライン(ZOOM)にて、3月21日13時~14時 (約60分間)開催。特典として、現地案内人が厳選した新宮銘菓セット各種 ∔ 特別仕様の「御城印」付き。※すべてのコースに含まれる。募集人数は先着30名。受付締切は3月15日となる。