2021年02月18日 16:26

AIとIoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップ「バカン」は、投票所の混雑情報提供パッケージ「VACAN for 投票所」の提供を開始する。導入した自治体の有権者は、リアルタイム空き情報配信プラットフォーム「VACAN」を通じて、各(期日前)投票所の混み具合をスマホ等からアプリなどのダウンロードなしに確認できるようになる。
選挙は、大人数の動員が避けられない一方、民主主義の根幹を成すものとして、コロナ禍においても「不要不急」とはみなされず、万全の対策を施した上で執行する必要がある。その対策の一つとして、有権者に(期日前)投票所の混雑情報を提供することが挙げられる。数が少なく特に混みやすい期日前投票所では、場所や投票のタイミングをずらす判断のために活用され、また、「混んでいない」という情報も、混雑への不安による投票の棄権防止に役立つ。
「VACAN for 投票所」は、各自治体の選挙管理委員会(選管)が、(期日前)投票所の混雑情報を有権者に提供するのを助けるサービスパッケージ。
操作の際は、各(期日前)投票所の係員が目視で判断したその時の混雑状況を、インターネット上の所定の画面に入力。すると、有権者が見られる画面で、各(期日前)投票所の混雑状況の表示が更新される。混雑状況は「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で表示。これら情報の入力や閲覧は、インターネットに接続されたスマホ・PCによって行う。サービス詳細はこちら。