2021年02月17日 13:58

パナソニック アプライアンス社は、2月16日より、同居人のような存在の、弱いロボット「NICOBO(ニコボ)」のクラウドファンディングを「Makuake」にて開始する。
「NICOBO」は、従来の高機能・高性能による「便利さの追求」から一線を画し、「心の豊かさ」という価値提供を模索する社員提案のプロジェクトの中から誕生した。コロナ禍でコミュニケーションが希薄化する中、自宅で過ごす時間に、人とロボットが心を通わせ、思わず笑顔になる機会を生み出すことも「ニューノーマル時代における、新しい幸せのカタチ」だと考えた。
その「新しい幸せのカタチ」を実現するために、豊橋技術科学大学の岡田美智男研究室(ICD-LAB)が提唱している「弱いロボット」に着目し、構想段階から共同研究を行ってきた。苦手なことや不完全なところを隠さず、むしろその弱さを適度に開示することで、周りにいる人の「優しさや思いやり」をうまく引き出すという「弱いロボット」の思想をもとに生まれたのが「NICOBO」だ。「NICOBO」がしっぽを振って喜んだり、気ままに昼寝をしたりする姿を見ているだけで、周りが何だか笑顔になる。あまり上手に色んなことはできないが、なんだか放っておけなくて、人の手助けを得ながら、目的を達成しようとする、そんな愛おしい存在だ。
価格は、「早割10%オフ」3万5800円、「早割5%オフ」3万7800円、「マクアケ価格」3万9800円(すべて税込・月額利用料6カ月分込)。期間は2月16日~3月18日まで。