2021年02月16日 17:05

ヤマハは、日本経済新聞社が主催する「第23回日経アニュアルリポートアウォード」において、「優秀賞」を受賞した。

「日経アニュアルリポートアウォード」は、日本企業が発行するアニュアルリポートのさらなる充実と普及を目的として1998年から毎年開催され、現役のファンドマネージャーやアナリストなどが、多岐にわたる審査基準により厳正な審査を行い、特に優れたリポートを表彰するもの。

同社の「統合報告書2020」の選定理由としては、主に以下の点が評価された。「社長メッセージは、長期的な視点で、企業の方向性を中期経営計画に沿った戦略で示しており、分かりやすい」、「各事業部門の状況を簡潔かつ丁寧に解説しており、また会社の価値創造プロセスについて基本的な考え方を中心に分かりやすく表現している」、「コーポレートガバナンスの箇所は透明性が高く、特に監督機能強化と報酬の業績連動性を事業利益率の推移とともに載せているところが大変優れている」。

同社では2018年より従来の「アニュアルレポート」と「CSRレポート」を再編して「統合報告書」として発行し、株主・投資家をはじめとしたステークホルダーに同社グループの強みや中長期的な価値創造について理解してもらうために工夫を重ねてきた。今後もより一層、同社グループの理解と信頼を得られるよう、積極的な情報開示と人々との対話を重視し、企業価値向上に努めていく。

ヤマハグループ統合報告書2020 / 第23回 日経アニュアルリポートアウォード