2021年02月15日 15:27

ワークサイドは、従業員体験を向上させるオンボーディングプラットフォーム「Onn(オン)」をリリースした。
同社は、「はたらく時間をより良いものに」という想いのもと、2018年9月に創業した。「Onn」は、従業員オンボーディング(新しく入社したメンバーがいち早く組織に馴染み、活躍できるように、周囲がサポートする取り組みのこと)を、組織全体で効果的に実施するためのクラウドサービス。入社者に関する情報の一元管理、人事や現場など複数の部門の連携を促進するアクティビティ機能などを提供することで、オンボーディングに関わる部門の情報格差をなくす。また、入社者へのアンケートを実施し、日々の仕事の充実度や入社後の満足度を数値化し、一人ひとりのコンディションを可視化する。
通常、新入社員のオンボーディングには、複数の部門が関わる。採用から入社までは採用部門、研修は人材開発部門、現場配属後の受け入れは現場の上司やメンターが担当するなど、分業体制になりがち。そのため、人事と現場のプログラムに一貫性がない、入社者の悩みをキャッチしづらいなどの課題が発生する。また昨今、コロナ禍におけるテレワーク推進により、オンラインでのオンボーディングが増え、入社者の状態の把握がさらに難しくなってきている。「Onn」は、入社者と組織のコミュニケーションの量と質を向上し、一人ひとりにマッチした入社体験を提供することで、誰もが活躍できる環境づくりを支援していく。