2021年02月08日 16:29

タリスマンは、人材シェアリングのマッチングを可能とする初のオープンプラットフォーム「mutualy(ミューチュアリー)」を3月1日に提供開始する。
厚生労働省の統計によると、新型コロナウイルス感染拡大が影響した解雇や雇い止めが、1月8日時点で全国で8万836人(見込みを含む)となった。そんな中、2020年6月、同社でも3カ月間出向者の受け入れを実施。同社にはいなかった人材を受け入れたことにより、企画がブラッシュアップされ開発スピードも上がった。元々人材シェアリングという働き方に企業の成長の可能性を感じていたので、実際に出向者を受け入れたことで最初の成功事例ができ、これを形にしたいと考えた。
「mutualy」は、「人材を送り出したい企業」と「人材を受け入れたい企業」それぞれのニーズをオンラインでマッチングさせるオープンなプラットフォーム。出向をする社員にとっても成長の機会となり、双方の企業と社員との3者にwin winの結果をもたらすという、時代の理にかなった新しいスタイルの雇用維持・創出となる。また、「mutualy」は業界、職種を問わず利用可能。コロナ禍の影響により雇用調整をせざるを得ない企業、異業種の人材を受け入れたい企業など、様々なニーズに応えることができる。契約形態としては、双方で在籍出向の契約を結んでもらうので、条件によっては「雇用調整助成金」や「産業雇用安定助成金」の対象になる。
サービス提供日は3月1日予定。現在、企業の事前登録を受け付け中。