2021年02月03日 18:39

小田急百貨店では、新宿店本館11階催物場で開催しているバレンタインイベント「ショコラ×ショコラ」での混雑による「3密」を回避すべく、パナソニック協力のもと、1月下旬から混雑度把握の実証実験を実施。2月6日(土)から、本館1階のバレンタインチョコレート販売特設会場(別会場)において、来場者に本会場の混雑度をリアルタイムで情報提供する。
11階催物場の出入口で、パナソニックが提供するカメラと人数カウントシステムによって会場内の混雑度を把握し、その混雑度を三段階に分けて表示するモニターを、2月6日(土)からスタートする本館1階のバレンタインチョコレート販売特設会場に設置。混雑度は、一定人数で区分けした来場者数で背景色を変え、「混雑しておりません」「少し混んでいます」「かなり、混んでいます」の文字でリアルタイムで表示する。
また来場の目安としてもらえるよう、昨年の来場実績から算出した一週間の混雑度予測を1階別会場および新宿店のHPに掲出。さらに、入場者数が一定数を超えた段階で11階本会場への入場を制限し、入場整理券を配布することで密集を回避した対策を講じる。
同社ではこれまでパナソニック社との協働による「安心ゲート」の設置による入館時の測温および除菌や、福袋、クリスマスケーキ等のEC販売の拡充による店内の3密回避に取り組んできた。バレンタインイベントで入場制限を伴う来場者の人流計測や混雑度可視化に関する実証実験を行うのは初めてとなる。実施期間は2021年2月6日(土)~2月14日(日)。