2021年01月29日 18:20

蔦屋書店は、3月1日にひろしまイノベーション推進機構が運営する「ふるさと連携応援ファンド投資事業有限責任組合」を通じて、フタバ図書への出資を行う。
新会社となるフタバ図書は、ふるさと連携応援ファンド投資事業有限責任組合を中心に、日本出版販売、TSUTAYA、もみじ銀行、エディオン、広島マツダとの共同出資により、フタバ図書の成長を目指していく。
TSUTAYAはこれまで、全国各地への書店の出店や、地域に根差した店舗づくりに加え、「出版流通改革」を掲げ、縮小する市場において、各出版社が多種多様な出版物を発行し続け、それらを、書店を通じて多くの人に届け続けることを目指し、出版業界に携わるすべてのステークホルダーにおいて、最適な利益を創出するための様々な取り組みを実施してきた。この度の出資に伴い、TSUTAYAとフタバ図書は、書籍事業およびレンタル事業を包括したTSUTAYAフランチャイズ加盟契約を締結する。
老舗書店フタバ図書とTSUTAYAが共に店舗運営に取り組むことで、これまでフタバ図書が培った書店運営のノウハウや豊かな人材、利用客との信頼関係をさらに活かし、TSUTAYA独自のデータベース・マーケティングや企画力、CCCグループのリソース・知的資本と掛け合わせることで、利用者にとって価値ある新しいライフスタイル提案型の書店づくりを加速させ、利用者と良質な作品との出会いを創出する。