2021年01月29日 16:19

Brossが運営する会員制シェアキッチン × カフェ「kashinoki Ccoffee(カシノキコーヒー)」が、東京・立川市にオープン。飲食業の新しい形を提案する。
市場全体でおよそ0.5%しか流通していない香り高いスペシャルティコーヒーを販売しており、季節によりコーヒー豆を変えるなど美味しいものを提供することにこだわっている。カフェで購入したコーヒーやスイーツは屋外のベンチやウッドデッキで楽しむこともできる。
店名の「kashinoki coffee」は、レンタルスペースの「貸し」と、スイーツの「菓子」を掛けて命名。昔から堅く丈夫な樫の木の周りには集落ができたといわれており、人が集まる場所になるようにという想いも込められている。また、同店のコンセプトはサスティナブル(人間・社会・地球環境の持続可能な発展)。カフェで提供するコーヒーには、農家に持続可能な利益を還元するフェアトレード豆を使用し、ストローやパッケージも紙製。
同店は、菓子製造許可のある「会員制シェアキッチンラボ」を併設。オンラインショップを運営するための次世代プラットフォームを目指し、製造から販売までのシステム提供に加え、商品開発やプロデュースなども会員に向けたサービスとして提供している。今後、お菓子のEC販売をしたい人はノウハウを学ぶことができ、既にブランドを持っている人は、イベントや商品開発のテストラボとして活用することができる。