2021年01月06日 14:23

ヤマハは、同社のリモート合奏サービス「SYNCROOM(シンクルーム)」が、「2020年日経優秀製品・サービス賞」において「最優秀賞」を受賞した。
リモート合奏サービス「SYNCROOM」は、インターネット回線を介して、複数のユーザー同士(最大5拠点)でリモート合奏が楽しめるサービス。一般的なリモート会議システムやIP電話では、一定の音声の遅れが生じるため、高いリアルタイム性が要求される合奏には適していない。そこで同社は、独自の技術によってインターネット回線を介したオーディオデータの双方向送受信の遅れを極小化し、遠隔地間でも違和感のほとんど生じない快適なオンラインセッションが楽しめるサービスを実現した。
「日経優秀製品・サービス賞」は、毎年1回、特に優れた新製品・サービスを表彰するもの。今回の受賞では、「SYNCROOM」が「コロナ禍で外出できなくなった不自由な日常を変えた。プロのアーティストだけでなく、趣味で演奏するバンドや遠く離れた学生時代のバンド仲間、ネットで知り合った仲間たちのセッションを気軽に楽しみたいという需要にも応えている。今後普及する5Gも追い風になりそうだ」と評価され、最優秀賞の受賞にいたった。同賞における最優秀賞の受賞は、1994年の「サイレントピアノ」の受賞以来、26年ぶり3度目となる。









