2020年12月25日 13:11

カーサ・プロジェクトは、デザインと品質を担保しながらもコストを抑えた分譲向け規格住宅「corso(コルソ)」を発表する。

「corso」は、デザインを追求した規格住宅「casaの家」を展開してきたカーサプロジェクトが提案する、分譲向け規格住宅。元来、一般的な建売住宅は、価格を抑えるためにデザインは蔑ろにされがちだった。今回、同社が提案する建売住宅としてめざしたのは、建築家ル・コルビジェ後期の傑作とも言われているロンシャンの礼拝堂。妥協なきデザインの家でありながら、コストを抑えつつ、品質も担保するべく開発された。ランダムに並べられた窓の外観が特徴であり、時間によって変わる色合いの陽射しが、住まう人の暮らしにさまざまな彩りを与える。

テレワークの必要性に迫られる中、賃貸住宅では「狭い」「部屋がない」などの不満点が顕在化している現状。また長い通勤時間をかけずともテレワークでも十分だと、一過性ではない、郊外への持ち家検討層が増えてきている。もちろん、時間をかけた家づくりの検討者も増える中、いち早い引越しを考える人の選択肢として、建売住宅が浮上している背景がある。「corso」は本体価格1280万円(税別)。コストを抑えながらも、建築家とともにデザインや性能への訴求を貫いた。また、コロナ禍での暮らしの変化にも柔軟な対応ができるよう、2階の間取りはカスタマイズ可能な仕様となっている。

2021年春の本リリースを前に、2021年2月下旬には兵庫県にてお披露目会を実施予定。

カーサ・プロジェクト