2020年12月22日 18:26

スペースアール、神奈川県の支援を得て「スマートロッカーを介した薬の非対面受取」の事業化に取り組んでいく。本実証事業は 神奈川県、クリエイトエス・ディーとSPACERが連携して進めていくもの。
薬局での対面による薬の受渡しは、薬剤師と利用者の双方に、新型コロナの感染リスクが生じたり、待ち時間が長いと店内が三密になりやすいといった課題を抱えている。従来のロッカーでは開け閉めのログが取れず、セキュリティの担保された受け渡しができなかった。そこで、スマートロッカーを活用して非対面で、かつ利用者が都合の良い時間に薬を受け取ることができるサービスの実証事業を実施する。
本事業は、患者様が処方箋を提出し、薬剤師による服薬指導を受けた後、直接薬剤師からではなくスマートロッカー「SPACER」を使用して薬を受け取る仕組みを構築し、非対面での薬の受渡しを行う。将来的には オンラインでの処方箋の提出、オンラインでの服薬指導等にも取り組み、With/After コロナ時代における、薬局・ 患者双方にとっての「新たな薬の受渡し」・「患者の利便性向上」の実現を目指す。
実証実施期間は12 月 15 日~2021 年 2 月 28 日まで。ロッカーの使用を希望する患者に対して、処方薬のロッカーでの受け渡しを行う。