2020年12月22日 15:24

東急は、2022年度下期に「東急新横浜線」綱島地区に開業する新駅の名称について、公募の結果、多くの人々に親しまれる駅名として「新綱島駅」を選定した。
相鉄・東急直通線は、東急線日吉駅から相鉄・JR直通線羽沢横浜国大駅間に約10.0kmの連絡線を新設する計画で、この連絡線と相鉄・JR直通線の一部を活用して東急線と相鉄線との相互直通運転を行うもの。同社の営業区間である日吉駅~新横浜駅を「東急新横浜線」、相模鉄道の営業区間である新横浜駅~西谷駅を「相鉄新横浜線」として2022年度下期に開業する予定で、これらの連絡線の整備により、神奈川県央部や横浜市西部と東京都心部が直結され、首都圏の広域的な鉄道ネットワークが形成されるとともに、東急線から新幹線へのアクセスも向上する。
駅名募集は、8月10日~9月6日まで港北区内在住・在職・在学の人を対象に行い、1898件の応募があった。「新綱島駅」は、横浜市港北区綱島東一丁目に新設され、東急線の新駅開業は約20年ぶりとなる。駅名選定においては、多数の駅名候補からふさわしい駅名の検討を重ねた結果、多くの人々から支持され、新しい駅の新規性を分かりやすく表現するこの駅名を選定した。綱島駅の東側にできる新しい駅・路線の新規性や将来性、新幹線アクセス拠点である新横浜駅との親和性や、綱島地区の新たな玄関口として、街全体のさらなる発展への期待を込めた。