2020年12月07日 18:59

NOTEは地方創生まちづくり事業「NIPPONIA」の新しい取組みとして、観光による地域経済活性化と、旅する価値の再定義を目的に「郷めぐりパス」を開始する。

「郷めぐりパス」は、滞在客がNIPPONIAの宿で受け取ったパスを地域内の店舗で見せることで、その店ならではの一品をもらうことができる仕掛け。パスを持って宿を出て郷に点在する店を巡ることで地域回遊を促し、地域の人とのコミュニケーションと、旅の記憶となる品を通じて、旅先で「郷の日常」に浸ることができる。本取組みは、NIPPONIAの理念に共感しまちづくり事業を手掛ける3地域における地域事業者(岐阜県美濃市、熊本県甲佐町、奈良県田原本町)とNOTEが連携して実施する。

この仕組みは滞在客の町歩き動線を設計することで、郷の空間・交流体験を動的にデザインできるため、主体となる各地域事業者が、NIPPONIAの分散型ホテル方式の長所を活かして、その郷に合った地域活性化を促進できる、新しい仕組み。また、各地域のパスを他の2地域に持っていくと素敵なことを用意している。

NOTEは「郷にいること」をNIPPONIAの価値だと考えている。郷に迎えする宿泊客が、その宿をつくった郷に浸り、郷の人と出会い、「郷を知ること」。その価値が、羅針盤なき時代の「日本の暮らしの豊かさ」へつながっていくことを信じている。