2020年12月07日 12:26

Alpaca.Labは、NISSHAとNECソリューションイノベータ共同のテイクアウト容器シェアリングサービス「Re&Go(リーアンドゴー)」の社会実証実験に、全国運転代行協会沖縄県支部と共同で参画する。
同社は、沖縄県内で「運転代行配車アプリAIRCLE(エアクル)」を提供しているスタートアップ企業。「課題先進県の沖縄から課題解決のスタンダードを」をミッションとして、全国の運転代行事業の適正化を目指している。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、テイクアウトなどによる新たな食事スタイルが定着したが、容器に用いられるプラスチックごみの増加が新たな社会問題となりつつある。今回、NISSHAとNECソリューションイノベータは、サステナビリティの観点から社会課題の解決に注力する取組みとして、サーキュラーエコノミー推進を目指す「シェアリング容器サービスRe&Go」を開発し、実用化を目指すこととなった。両社の社会問題解決に対する取組みに同社は賛同し、同社並びにエアクルに加盟する運転代行協会沖縄支部と共に参画する。
今回の実証実験では、読谷村でテイクアウトを実施している飲食店7店舗に「Re&Go」サービスを試験導入予定となっており、同社と運転代行協会沖縄支部は「回収パートナー」を担当する。運転代行業界の余剰リソースを活用することで「酔客に依存しないビジネスモデル」を構築すると共に、新しい生活様式に順応した環境負荷低減の取り組み、及び地域活性化を目指す。
期間は12月1日~2021年2月14日。場所は、沖縄県中頭郡読谷村内の飲食店7店舗。