2020年12月07日 12:24

HeaRは、飲食業界から未経験職への転職を支援するサービス「HeaRing(ひありんぐ)for Food」をリリースした。
厚生労働省の発表によると、2月以降にコロナ関連で解雇・雇い止めされた人数は飲食業界だけで1万人を超える。現在もコロナ第3波が拡がりつつあるため、飲食業界の回復は依然として厳しい状況が続いている。このような状況下で飲食業界以外への転職を希望する人も増えてきた。例えば製造業界や建築業界、IT業界などを目指す人が増えている。しかし多くの企業が採用活動を縮小・停止しており、転職先を見つける・内定をもらうことが困難であることも事実だ。
飲食従事者向けの転職支援サービス「HeaRing for Food」では、求職者のトレーニングから始め、理想のキャリアを一緒に形成していく。未経験者の採用が見送られる要因は「経験」や「知識」の不足。職務経験を積んでもらうことは難しいものの、「HeaRing for Food」では希望職種に関する「知識」を身につけるプログラムを用意している。
これまでも同社は、運営するキャリア支援サービス「HeaRing」を通して、「お笑い芸人」から「IT企業のマーケター職」へ転職成功、「看護師」から「製造業界の営業職」へ転職成功、といった事例を生み出してきた。「HeaRing for Food」では飲食従事者の特徴・強みをベースにしたカリキュラムを用意している。