2020年12月03日 12:25

プロントコーポレーションは、2021年、TechMagicと共に研究開発している自動調理ロボットを導入した店舗を出店(予定)する。
同社の運営するカフェ&バー「プロント」は、イタリア語で「用意ができている」の意味。イタリアンバールをコンセプトに、朝は香り豊かなコーヒーとパンでモーニング、昼はパスタでランチ、午後はスイーツでティータイム、夜は豊富なアルコールとおつまみを中心としたフードメニューでバーとして利用できる。一日中好きなシーンでくつろぎの時間を過ごせる店舗だ。1995年からカフェタイムのグランドメニューにパスタを導入し、今では、プロントコーポレーションチェーン全体で月間60万食以上を販売。若者にも大人気の主力商品となっている。現在は、バータイムのメニューにもパスタを導入し、一人でも気軽にパスタでサクッとディナーなどを楽しめる。また、持ち帰りやデリバリーにも対応している。
同社はTechMagicと共に、「プロント」が提供するパスタ商品を自動で調理するロボットの研究開発を2018年から着手。現在、原理検証(PoC)が完了し、店舗導入に向けた最終製品を開発中だ。持続可能な食インフラを創るために、外食産業の人手不足や人材育成問題等を解決し、誰でも簡単に熟練の調理技術を再現できるロボットを製品化することで、2021年には、自動調理ロボットを導入した店舗を出店予定となっている。