2020年11月26日 16:16

JR東日本ウォータービジネスは、2020年11月より、最終的に廃棄となる飲料をJバイオフードリサイクルにて、再生可能エネルギーに変えることで資源循環を行ない、事業活動と環境保護の両立に取組んでいく。
同社では、品質に問題はないものの賞味期限が近く定価での販売ができなくなった商品等を通常より価格を下げて販売してきた。2020年4月より販売を開始し、フードロス削減に共感いただいた多くの利用者に購入されている。また、賞味期限が近く定価での販売ができなくなった商品や在庫過多となった商品を有効に活用するため、全国のフードバンクへ商品の寄贈を実施。2020年2月からこれまでに33団体へ53,982本を寄贈し、福祉施設やこども食堂をはじめ、昨今のコロナ禍における生活困窮世帯への支援等、社会貢献に役立てている。
フードロス削減に取組む中、最終的に賞味期限が切れてしまった商品については、これまで焼却処分を行なってきた。そこで、焼却によるCO2排出量削減を図るため、2020年11月よりJバイオフードリサイクルにて廃棄飲料の資源循環を行なう。
同施設では、JR東日本グループとJFEエンジニアリンググループの共同事業として、食品廃棄物を微生物により発酵させ、発生するバイオガスを燃料にして発電を行なっている。廃棄飲料を再生可能エネルギーに変えることで、JR東日本グループとして事業活動と地球環境保護の両立を推進する。Jバイオフードリサイクルの概要はこちら。