2020年11月26日 12:54

バカンは、相鉄ビルマネジメントが運営する横浜駅の商業施設「ジョイナス」と連携し、館内のトイレ個室99か所で、トイレの混雑を抑止しつつ個室内に動画広告を配信するサービス「AirKnock Ads」の提供を開始する。

「AirKnock Ads」は、トイレ個室の壁面に小型のタブレットを設置し、センサー等で可視化したトイレ内のリアルタイム混雑状況を表示したり、約30秒間の動画広告(無音声)を配信。パーソナルな空間での動画広告配信は、高い到達率を実現できる上に、広告再生は混雑発生を冗長しない範囲で行う。一定時間動画を再生した後、混雑時には、画面に混雑が発生している旨を表示するなどし、自主的な退出を促す。

あらゆる場所で「密」発生が避けられている現在、従来混みやすい場所の筆頭であったトイレは特に混雑対策が求められている。ジョイナスでは、既に様々な新型コロナの感染拡大防止対策が行われているが、今回の「AirKnock Ads」導入もそれら対策の一環で、訪れた人がさらに安全かつ便利に施設を利用できる環境を目指す。

「AirKnock Ads」はこれまでオフィスビルのトイレを中心に設置を進めてきたが、今回は初めて商業施設で提供。従来の、絞られた層のオフィスワーカーに向けてメッセージを伝えられるという強みに加え、家族連れなどへのリーチも図れるようになる。また、その商業施設内で販売している商品について、「AirKnock Ads」で広告を配信し購入を促すといった、商業施設ならではの活用方法も期待される。

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