2020年11月19日 12:19

南紀白浜パンダバンブーEXPO.実行委員会は、パンダの町「白浜」から竹の循環利用や未来について発信するイベント「南紀白浜パンダバンブーEXPO.2020」を12月19日から開催する。

ジャイアントパンダ6頭が暮らす和歌山県「パンダの町 白浜」。彼らパンダが食べない竹幹は年間約100tにも及び、そんな竹資源の有効活用を発信していくことは、循環型社会のモデルケースとなり、持続可能な豊かな社会づくりの一歩へと繋がっていく。「南紀白浜パンダバンブーEXPO.2020」は、「パンダの町」として「パンダの竹」で未来を創る、日本から世界へ向けたアートとイノベーションの地域一体型イベントだ。

第1回目となる今回は、竹の専門家やアーティストが集結する「シンポジウム」と、竹を使ったアート作品が展示される屋外「アートイベント」を開催。「シンポジウム」には竹の研究者・建築家・アーティストなどの権威が集い、竹の持つ可能性や価値・未来をテーマに講演を行う。また、オンラインでのライブ配信により世界へと発信する。「アートイベント」は白浜町の代表的な観光地や役場・空港・駅などに著名なアーティストが手掛けた竹作品を点在させ、各地を周遊できるイベントとする。展示の一部は「竹あかり」として夜間にあかりを灯し、昼夜での表情の違いを楽しむことができる。「竹あかり」は、事前に行われるワークショップで、地域の人々の手によって制作される。

参加費は無料。開催日程は、「シンポジウムセッション」12月19日・20日、「アートイベントセッション」12月19日~1月17日。

公式HP(12月初旬公開)