2020年11月19日 12:16

Wilico(ウィリコ)は、アプリを開かない価格比較アプリ「Pricey(プライシー)」を11月18日に正式リリースした。

「Pricey」は、各ショッピングアプリ・ネットブラウザにある「共有機能」から、商品の安値を見つけられるアプリ。これまでのように、価格比較のためにアプリをわざわざ開く必要はない。いつも通りの、自分の好きなショッピングアプリやサイトでのショッピング中、欲しい商品が見つかったら「共有機能」から「Pricey」をタップ。たった2タップで商品の安値が見つかる。

「Pricey」は、2019年11月、米電子決済サービス大手のPayPalによって、約4300億円で買収された「Honey」に着想を得ている。「Honey」は、オンラインショッピング中に自動でインターネット上にあるクーポンを適用してくれ、安値で商品を購買できるというサービス。主にブラウザ拡張機能上でサービスを提供しているので、スマートフォンでのショッピングでは使えないが、月間のアクティブユーザーは約2000万人とも言われている。

こと日本に関してみれば、昨今の新型コロナウイルスの影響もあって、EC化率が急速に増加している中で、特に若い世代において、その傾向がPCではなく、モバイルデバイスにおいて顕著に見られている。こういった流れのなかで、スマートフォンを使い、いつも通りのショッピングアプリ・サイトでショッピングを楽しみながら、ほぼ受動的に、より安値の商品を見つけられるサービスのニーズは高まると考え、サービスリリースへと至った。

ダウンロードはこちら(iOS)※Androidは現在未対応