2020年11月12日 16:56

かんき出版より、「EXPLORER’S ATLAS 探検家の地図(ピョートル・ウィルコウィエツキ/著 ミハウ・ガジンスキ/著 桜田 直美/訳)」が、11月18日に発売される。

本書は、ほぼすべてのページを地図で構成した、いわゆる地図帳だが、普通の地図帳と違う点は、眺めているだけでも楽しいそのデザイン性の高さ。この美しい地図の上には、世界各地にまつわる歴史や政治、動植物の分布、各地域の人口や政策、経済、地理、動植物、言い伝え、科学……といった情報や雑学が豊富に書き込まれており、絵本のように楽しむことができる。

本書で取り上げた情報や雑学は、地理は1051項目、歴史は667項目、社会は641項目、経済は356項目、科学は176項目、動植物については384項目。よくある国ごとの紹介だけではなく、大陸単位、さらに地球単位の視点で作られているので、世界の全体像を把握できるのが特徴。また、歴代の偉大な探検家たちがいつどのように世界を旅したのかその軌跡がまとめられていたり、地球の直径・自転速度や地球の周りを飛ぶ人工衛星など、地球規模、宇宙規模の情報も満載。

読み物として楽しみながら、いつの間にか知識や世界の幅広い教養が身につくので、子どもたちの地理や世界史の勉強に役立つことはもちろん、新型コロナウイルスの影響で、旅行に行けない今、世界に思いを馳せることができる。知識欲が盛んな子供から旅行好きの大人まで、どこを開いても思わぬ面白さが見つかる、新感覚の世界地図となっている。定価3,600円(税抜)。詳しくはこちら