2020年11月10日 18:54

清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャー ジャパンは、受験を控える子ども(現在中学三年生または高校三年生)を持つ保護者を対象に、ウイルス除去、除菌に関するアンケート調査を実施した。
今回のアンケートで、コロナ禍における今年度の受験に不安を感じていると答えた人は78.2%、受験シーズンの子どもの体調管理に不安があると答えた人は76.4%と、受験を控える子どもを持つ多くの保護者は、朝夕の冷え込みが厳しくなり空気も乾燥するこれからのシーズン、そしてこのコロナ禍、体調管理に非常に敏感になっていることがわかった。
実際、日々の清掃にウイルス除去や除菌を取り入れたいと答えた人は7割以上。一方で、具体的に自宅のどこをウイルス除去・除菌すればいいのかわからないと答えた人も約7割にものぼった。体調管理に対する不安から、自宅のウイルス除去・除菌に関心が高まっているものの、どこをどのように対策したらいいのかわからない保護者も多く、そこにギャップが生まれていることがわかった。
また、普段の清掃においても、できれば化学品を使わずにウイルス除去・除菌をしたいと思うと答えた人が、約8割も存在していた。近年、家族の健康や環境への配慮を意識する生活者が多く、日々の清掃においてもできるだけ環境にやさしいものを求める心理が浮き彫りとなった。