2020年11月09日 14:43

翔泳社は、11月9日、「伝わるデザインの授業 一生使える8つの力が身につく」を発売する。
デザイナーでなくても、プレゼン資料や販促物、趣味などで、デザインする機会がある人は少なくない。そんな時、自分の作ったものをみて「なんだかイマイチ」と思うことはないだろうか。本書は、一度身につけば一生使える、デザインに共通する基本を8つの視点「かんたんに見せる」、「正しく伝える」、「フォーカスを当てる」、「雰囲気を演出する」、「情報を可視化する」、「ストーリーを作る」、「想像させる」、「アイデンティティを作る」から解説する。
「情報を可視化する」では、数字の羅列を表やグラフにしたり、複雑な情報をひと目でわかる図にしたり、地理情報を地図にするなど、情報を可視化(ビジュアライゼーション)する手法を学ぶ。情報の整理や強調の仕方がわかると、伝えたい内容がしっかり伝わる図表を作ることができる。「ストーリーを作る」では、読み手のイメージが広く深くなるようなストーリーをデザインに組み込む方法を学ぶ。読み手がデザインから受け取る情報は目に見えるものだけではない。写真やページの流れから物語を想像したり、デザインの背景にある作り手の思いや余談を知ることで深い共感が生まれる。
これら8つの伝える力をステップアップ形式で学んでいくことで、素人っぽさを脱するためのロジックと感覚が習得できる。ビジネスマンや学生などのノンデザイナーから、新米デザイナーまで、デザインをしっかり学びたい、どんな人にも活用してもらえる1冊だ。
定価は1800円(税別)。発売日は11月9日。