2020年11月09日 12:07

コウダプロは、全国1741自治体を5個の指標をもとに自治体の経営力をスコア化する、自治体ランキングサイト「自治体四季報」をリリースした。
ここ数年、ふるさと納税が話題になっている。ふるさと納税は、自分の住んでいた地域・自分とゆかりのある地域への恩返しや、自分が応援したい自治体に寄付ができるという仕組み。しかし現状、ふるさと納税は高額の返礼品競争という、本来の意図とは違う形で展開されている。その現状を見て同社は、寄附の判断が返礼品に依存していることは⾮常に問題であると考えた。返礼品が豪華でなくても、健全に堅実に運営している自治体が注目され、応援されるような仕組みを作りたい。そんな想いから、自治体の運営という一義的には捉えどころのないものを、初めて民間企業を評価するときに用いる経営指標のごとく、客観的に見える化しようと考え、「自治体四季報」は生まれた。
「自治体四季報」は、全国1741自治体の「住民の幸福を実現する力(=自治体の経営力)」を見える化したサイト。1年間の自治体運営の結果を表す「優秀自治体総合ランキング」では、「各自治体に持続的に住民を幸せにする力がどれぐらいあるのか?どれぐらいの経営力があるのか?」を見ることができる。廃藩置県以来初めて、各自治体の住民を幸せにする力を見える化したものが「自治体四季報」だ。
「優秀自治体総合ランキング」は、総務省が公開している財政状況資料集及び市町村税課税状況等の調に準じ、人口増減率、地方税収増減率など、5つの指標をもとに、自治体四季報オリジナルのアルゴリズムを用いて算出されている。