2020年11月06日 15:03

コミュニティデザインは、小型・軽量・防音性を備えたフォンブース「Z ROOM」をリーズナブルな価格で提供開始する。
同社はシェアハウスポータルサイト「SHARE PARADE」を運営している。シェアハウス内でのオンライン会議は、リビングでオンライン会議していると他の入居者からクレームがくる、会議・商談の内容を他の人に聞かれるのは嫌だ、集中できる環境がないなど、様々な課題がある。シェアハウスにおけるリモートワークの増加は、騒音などの問題から入居者同士のトラブルとなりやすく、複数の入居者が一斉退去する事態にまで発展した事例が多々あった。コロナ禍で、外国人入居者数の激減、地方からの上京者の激減など、シェアハウス利用者数が大幅に減少している今般において、一斉退去は大きな問題となりシェアハウス経営の根本を揺るがすまでに至っている。
オフィス用の大型フォンブースは他社より幾つか提供されているが、小型・軽量で木造住宅においても補強無しで導入できる家庭用フォンブースがなかったことから、上記のようなシェアハウス内での課題を解決することを目的に「Z ROOM」の設計・開発を行った。シェアハウス運営会社を中心に提供していくが、シェアハウス以外の導入についても相談を受け付ける。「Z ROOM」は、オンライン会議以外でも、深夜の電話、オンライン配信、リモート授業、勉強など、様々なシーンにて利用できる。
価格は59万8000円(税別)、別途、搬入・導入設置費用が必要。対象エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県のみ。