2020年10月29日 16:30

クアンドは、「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択され、福岡市内の様々な公共工事の現場を実証フィールドとして評価検証を実施し、その有用性の確認を行った「SynQ Remote」サービスを11月2日にリリースする。

SynQ Remoteサービスは、現場で働く人々のリモートワーク・遠隔作業を円滑に進めるため、的確な指示・確認ができる機能を搭載している。まるで現場にいるかのように的確な指示をだせる「ビデオ通話」と「ポインタ機能」が特徴で、同一の画面にリアルタイムでお互いのポインタを出すことで、視覚的に指示をサポート。管理者と現場でポインタの色が異なるため、区別が容易となっている。

また「遠隔撮影」機能により、現場管理者が現場に行かなくても、管理者の任意のタイミングで現場の写真を撮影できる。保存した写真には手書きのメモや指示を書き残すことができ、写真として保存が可能。報告書などの各種資料にそのまま活用することができる。

さらに、現場仕事の多くは騒音環境下の中で実施されるため、SynQ Remoteでは管理者の指示をテキスト化して、現場に伝える機能を実装。電話の音声指示が届きにくい現場や外国籍の日本語が堪能でない人にも、わかりやすく指示を出すことが可能。また「画面共有」機能を搭載しているので、現場の状況と図面情報を照らし合わせて確認をしたいときに、管理者側から現場へ図面などを画面共有しながら指示を出すことができる。