2020年10月21日 18:58

全日本空輸と、九州旅客鉄道は、MaaS分野におけるより利便性の高いサービス提供に向け、「ANA 空港アクセスナビ」と「JR九州インターネット列車予約」の連携を10月21日より開始する。
「ANA空港アクセスナビ」は、ANAが保持する最新の運航情報などを経路検索サービスに統合し、最適なルートをご案内するANA独自のサービス。「JR九州インターネット列車予約」は、九州新幹線、特急列車のきっぷをインターネットで予約できるサービス。これまで別々に予約をする必要のあった2つのサービスをシステム連携することで、シームレスに航空券予約から、新幹線や特急列車の予約・決済まで可能となる。(例:東京から久留米までの移動の場合、福岡空港までの航空便利用と博多から久留米までの新幹線チケット購入が、最適な経路検索に基づき、シームレスに予約・決済可能)
ANAとJR九州は、2019年より、国内外へ九州の魅力の発信や、訪日外国人向け鉄道周遊きっぷの機内販売など、情報発信と訪日外国人誘客などを重点的に取り組んできた。また、宮交ホールディングスなどと共に「宮崎県におけるMaaS実証実験」も11月よりスタート予定で進めており、宮崎市および日南市などにおける観光需要創造にも貢献していく。今後も、空と陸の新たな連携の取り組みを継続的に展開し、付加価値の高いサービスを提供しながら、不安なく、楽しく移動できる社会の実現を目指す。