2020年10月15日 16:10

ニフティは、同社が運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」にて、「本とマンガ」に関するアンケート調査を実施し、10月15日(木)に調査レポートを公開した。本調査では、小中学生を中心とした子どもたち2,031人を対象に、本やマンガを読むのが好きか、読むのが好きな理由・嫌いな理由、紙で読むか・電子で読むか、などについてアンケートを実施した。
まず、「本(マンガ以外)を読むのは好き」かと質問したところ、小学生、中学生ともに、約9割が本を読むのが好きと回答した。若年層の本離れが指摘されるが、「朝の読書」の取り組みが全国の学校で広がってきていることもあり、そうしたことも、子どもたちが本を読むきっかけになっている可能性もありそうだ。
また、小学生にも中学生にもやはりマンガは人気で、85%がマンガを読むのが好きと回答した。本と同様にマンガも、現代の小中学生にとても身近な存在であることが分かる。
電子書籍の利用状況は、本とマンガで差が出る結果となった。本については、小学生、中学生とも現物(紙)で読むとの回答が圧倒的だったのに対し、マンガについては、小学生の35%、中学生の44%がスマホアプリを利用している状況が見られた。マンガのスマホアプリは無料で読めるものも多く手軽に利用できるので、今後さらに子どもたちの間で利用が広がっていくことが推測される。詳しくはこちら。