2020年10月12日 18:47

車中泊仕様の車のシェアサービスなど「バンライフ」のプラットフォーム事業を展開するCarstayは、「バンシェルター」が、東京都の新型コロナウイルス感染症緊急対策 新事業分野開拓者認定制度(東京都トライアル発注認定制度)に採択されたことを発表した。
「バンシェルター」は、コロナ禍などの災害時、Carstayのキャンピングカーや車中泊仕様の車のカーシェア「バンシェア」を主なプラットフォームとして、遊休しているレジャー用のキャンピングカーを、医療や災害現場へ派遣し、医療従事者や災害支援スタッフ等の休憩や事務作業スペースとして、無償や有償で提供するもの。今回、「バンシェルター」が災害時の「動くインフラ」として役立つことから、CarstayとCarLife Japanは本制度に申請し、東京都が採択した。
キャンピングカーなど車中泊仕様の車は、新たなインフラを建てることなく、ホテルのような滞在空間を迅速に用意することが可能で、3密や不特定多数の人との接触回避に有効。今年4月15日から9月30日に実施した、2台のキャンピングカーなど車中泊仕様の車を無償で医療機関などに貸し出すプロジェクト「バンシェルター」では、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・静岡県・熊本県・福岡県にある27箇所の医療機関に53台のキャンピングカー、キャンピングトレーラーを提供。
また、クラウドファンディングを介して、合計8,024,402円の協力資金を調達した。詳しくはこちら。