2020年10月12日 12:51

Repfitは、withコロナ時代に求められるリモートワーク時の従業員の健康維持のため、「リモート時の企業向け健康増進ガイドライン」を公開した。
同ガイドラインは、リモートワークの急速な拡大に伴う従業員の健康維持に必要な対策を整理したもの。新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大により物理的な出社の抑制が社会的にも求められる一方、従業員の多くは自宅での作業環境の構築ができていないため業務効率が上がらず、かつ生活リズムの乱れによる健康リスクも高まっている。実際に日本生産性本部が行った「新型コロナウイルスの感染拡大が働く人の意識に及ぼす調査」では、約65%の人がテレワークによって生産性が下がったと回答しており、テレワークの課題の第2位・3位として自宅での作業環境の課題を挙げている。
RepFitは企業向けパーソナルトレーニングを通して、従業員の健康維持を支援している。今回のガイドラインではプロスポーツチームへの指導実績を持つRepFit共同創業者兼ヘッドトレーナー小笠原啓太さん執筆の元、企業担当者向けにリモートワークに必要な健康維持施策を提案する。
対策としては大きく3点、リモートワークに伴う生活習慣の乱れを防ぐこと、リモートワーク環境を整備すること、自宅でのストレッチを紹介。1点目については就寝・起床時間を整えるほか、通勤に利用している時間をウォーキングに当て消費カロリーを維持する等の対策を推奨。2点目については、高さ調節が可能な仕事用のチェアとデスクを用意することを推奨している。