2020年10月12日 12:25

凸版印刷とイオンモールは、講談協会と連携し、VRコンテンツと講談を組み合わせた文化イベント「イオンモールVR×講談」を全国4カ所のイオンモールで開催する。

凸版印刷は、VRなどデジタル技術を活用して文化財の保存、公開を行い、文化財をテーマとしたイベント企画を行っている。またイオンモールは、各エリアにおけるリアルな体験や体感、人が集うコミュニティの場「ハピネスモール」を目指し、展覧会や公演など様々なイベントを開催している。両社は今回のイベントを皮切りに、日本の伝統芸能や世界遺産など国内外の文化をテーマとしたイベントを継続的に実施し、多くの人に文化の魅力を発信するとともに文化の保存と継承に取り組んでいく。

第1弾の演目は、「忠臣蔵」の元となった「赤穂浪士の討ち入り」を題材にしたもの。凸版印刷が制作したVR作品「江戸城の天守」を大型スクリーンに投影し、また、国文学研究資料館所蔵の赤穂浪士の討ち入りに関する「赤穂義士随筆」などの古典籍を用いて「忠臣蔵」の背景を講談師が解説する。2回目以降は、イオンモール津南(11月6日)、イオンモール大和(12月15日)、イオンモール座間(1月20日)にて開催予定。

入場料は無料(先着順にて案内)。開催場所はイオンモール四條畷3階イオンホール。日時は10月16日、1回目11時~12時10分、2回目14時30分~15時50分。

凸版印刷