2020年10月07日 17:32

肢体不自由者の日常生活をサポートする介助犬を育成する(社福)日本介助犬協会。現在日本で実働する介助犬62ペアのうち、協会所属のペアが17組。これまで一年に一度、介助犬総合訓練センターが位置する愛知県長久手市など、一か所に介助犬使用者ペアが一堂に会し、親交を深めるイベントを開催してきた。今年は第15回目の開催となるが、コロナ禍の状況を踏まえて、オンラインでの開催を決定した。
例年行われる集いは遠方で参加できないペアもあったが、オンライン開催となった今年は、これまでで最多の15組の介助犬ペアが北海道から沖縄まで、全国から参加予定。今年の集いではテーマを決めてグループでディスカッションを行うセッションも予定しており、久々に顔を合わせる使用者ペアと職員の交流を深めるプログラムの他、今年卒業する介助犬とその使用者の「卒業式」も行われる。
参加者には毎年職員がデザインした記念品を配布しており、例年マグカップ等を配布、今年も新たな記念品を計画。毎年変わるデザインは使用者にも人気で、これまでの記念品をコレクションしている使用者もいるほどだとか。毎年笑いあり、感動の涙ありの盛り上がる会となっており、介助犬ペア・職員もこの日を心待ちにしている。
「介助犬使用者の集い」は、開催日時2020年11月1日(日)13時~15時30分(一般参加不可)。詳しくはこちら。