2020年10月06日 15:44

西川では同社の研究機関である日本睡眠科学研究所と、抗加齢医学研究の第一人者である同志社大学大学院生命医科学研究科/アンチエイジングリサーチセンター 米井嘉一教授と共同で、西川の4層特殊立体構造マットレスの使用による睡眠の質の改善と、それがもたらす作用について検証した。

その結果、 4層特殊立体構造マットレスの使用により、睡眠および疲労関連の自覚症状が改善された。さらに、肌質(うるおい・ハリ・キメ)の改善が認められ、睡眠の質の改善が美容面の効果にも貢献する可能性が示唆された。

今回の試験結果では、「皮膚水分量」(肌のうるおい指標)および「皮膚粘弾性」(肌のハリ指標)が向上し、さらに専門医による目視評価において「皮丘」(肌のキメ指標)で改善が認められた。その理由についてはこれまでの共同研究から、睡眠の質改善による成長ホルモンの分泌量増加、メラトニンの分泌量増加、糖化ストレスの軽減等が関与していることが想定される。また、感覚の程度を数値化できるVASによるアンケート「今、感じている疲労感」が有意に改善。睡眠の質が改善した結果、疲労回復効果が得られたと想定される。

米井教授は、「コロナ禍での新しい生活様式への対応が求められている現在、ストレスや不安を諫めて、心と身体の健康を保つためには「良質な睡眠」が欠かせない。厳しい状況を強いられている今こそ、「睡眠の質」を見直して様々な困難を乗り切ろう」とコメントした。